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【第10話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…

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【第9話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…
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【第1話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…
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本編

マサト「今日のご飯なに〜?

あ!肉だ!これ、生姜焼きー?

えぇ〜っ…生野菜は嫌いだって

言ってんのにぃー」

 

スカコ「え〜?なに〜?

よく聞こえないんだけど〜!」

 

マサト「野菜あっためてよー。

あ、あとのりたま!もう無いから、

新しいの出してー」

 

スカコ「だから聞こえないってば〜!

今、マサトの靴磨いてるんだから〜!

終わるまで待ってよ〜!!」

 

ついさっき自分で頼んだくせに、

そんな事はもう忘れたかのように、

マサトはダイニングの方から、

次々と一方的に要求を

言っているようだった…

 

(魔法使いじゃ無いんだからさ、

靴磨きが一瞬で終わるわけ

無いじゃん!

後回しにしたらしたで、

「頼んだのに、なんですぐ

やってくれないのー?」

とか文句言うくせに!)

 

手早く靴磨きを終え、

私がダイニングに入って行くと、

 

マサト「靴触ってたの?

早く手を洗って、ご飯にしようよー」

 

スカコ「マサトが靴磨いてって

頼んだんでしょ?」

 

マサト「えー。そんなの、

ご飯の後にすれば良かったのにー。

ご飯冷めちゃうじゃん!」

 

スカコ「ご飯の後は、またやる事が

あるの!文句言うならマサトが

自分で靴を磨けば良かったでしょ!

そしたら、その間に私が

ご飯の準備出来たのに!」

 

マサト「えー。靴なんていつだって

磨けるのにー。別に、俺が寝た後でも

良かったのにー」

 

(はぁ?自分はご飯を食べて、

お風呂に入って、寝るだけで、

私には真夜中に靴を磨けって?!)

 

私がムッとしているのを知ってか

知らずか、マサトは明るい声で、

次の要求をし始めた。