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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第3話】

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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 スカミ(行くの?行かないの? うーん……渡る気がないのかな。 なら、先に行かせて もらおうっと) 会社勤めの身としては、朝の 貴重な時間を浪費したくはない。 道路を横断しないのなら、 待っていてもしょうがな...

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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第1話】
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本編

感じたのは正解だった。

思い切り、誰でも分かる

上から目線っぷり。

言葉はていねい、でも凄く

ばかにされている感が口調から

びしばし伝わって来る。

私はとっさに、充電中だった

スマホを操作して、

録画モードに切り替えた。

 

スカミ「歩行者妨害って。

私、車を出す前に

声かけてますよね?

横断されないんですかって、

聞いてますよね?

返事してもらえ

なかったんですけど。

反応が無いから、渡らないの

かなって思って」

 

エノモト「それは、あなたが

勝手にそう判断しただけです」

 

エノモト警官は、つんと

すました顔で、そう言った。

表情からも、見下している

雰囲気が分かる。

さすがに、ちょっと

カチンときた。

 

スカミ「勝手も何も、

反応なしだったじゃないですか。

いくら歩行者優先でも、

限度ってありますよね?

無制限に待っていられる

わけないでしょう」

 

エノモト「僕の反応が無い

ならないで、もう一回聞くとか、

何かアクションできたのでは?

一回くらい反応がなかったから

といって、自己判断で、

歩行者の行動を阻害しても

よいとはならないでしょう」

 

口の減らないやつ!

それはそうかもしれないけど!

なら、なんで運転者に

自分の意思をアピール

しないのよ、そっちも!

頭にきて、そう言い返した。

でもエノモトは、

ふんと鼻を鳴らした。