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本編

私の名前はアスカ。

36歳のパート主婦だ。

夫のダイスケと、小学校1年生の

息子のハルトの、3人家族で、

郊外の一軒家で暮らしている。

この一軒家には先々月に引っ越して

来たばかりで、それまでは、

近くのアパートに住んでいた。

アパート暮らしの時は、

ある住人が本当にストレスで、

(早く引っ越したい!)と、

いつも願っていたものだった…。

 

“ある住人”とは……下の部屋に

住んでいた主婦、ドロミだった……。

 

そのアパートには子育て世帯が多く、

子供の声や足音などは日常茶飯事で、

おまけにペット可だったので、

深夜や早朝以外なら、少々の騒音は

お互い様、という風潮だった。

そんな中、よりによって

真下の部屋の住人、ドロミだけが、

毎日のように住人達に文句を

つけて回っていたのだった…。

 

私は、アパートに引っ越した

初日から、ドロミの洗礼を受けた。

その時はひたすら謝​​り、

 

「これからはご迷惑をおかけしない

ように気をつけます!」

 

と言って、

用意してあった挨拶用の粗品を

渡して帰ってもらったのだが、​​

後から他の住人達に挨拶に回ると、

みんな口を揃えて、問題は

ドロミの方なのだと教えてくれた。

 

「もうドロミさんに文句

言われました?やっぱり…。

全然気にしなくていいですよ!

あの人は、周り中に文句ばっかり

言ってる人だから!」

 

「あのドロミって人、自分だって

犬飼ってて、しょっちゅうワンワン

吠えてるのに、自分の事は棚に

上げて、人にはちょっと音出しただけ

で、ガミガミ言ってくるんですよ!」

 

「ドロミさんねぇ…。

みんな困ってんのよ…。

管理会社も大家さんも、

わかってるんだけどね…

出て行ってもらうのは、

なかなか難しいらしいのよ…。

まぁ、気にしないことよ!」

 

理不尽な事を言われたら、

すぐ管理会社にクレームを入れるよう

勧められ、お詫びの品などは

絶対に持って行かないように。

と注意も受けた。

 

「うっかり菓子折りなんか渡したら、

味をしめてどんどん文句言ってくる

ようになるから!」

 

私は

(挨拶用の粗品も、渡さない方がよかったかな…)

と、少し後悔したのだった。