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本編

ノリオ「なんでだ!?」

 

 

意味不明という顔で、

彼は塾が月イチで発表している

人気講師ランキングを見ていた。

 

 

一位がノリオなのは普段通りとして、

二位が俺だったのだ。

 

 

ノリオ「あいつ、中卒だろう!?

なんでこんなヘボ講師に教わりたがるんだよ!」

 

 

ヤツは控え室で荒れていたが、

俺に八つ当たりするのは勘弁して欲しい。

別に買収なんかしてないぞ?

 

 

やれやれと思いつつ、

ノリオの動向を眺めていたら、

急にこっちを振り向いた。

やばい、ガン飛ばしてるとでも思ったか?

 

 

ノリオは一瞬だけ、

俺をギロリとにらみつけたが、

急に口元を緩めた。

目は笑ってないから怖い。

 

 

何か言われるのかと身構えたものの、

予想に反してリアクションはなかった。

ほっとする。

しかし、安心するのは早かった!

 

 

塾は学校とは違うプログラムで動いている。

土日祝日はもちろん休みではなく、

特別授業が朝から目白押しだ。

 

 

俺は入職一か月目にして、

自分の教室枠をもらった。

人気ランキング2位という実績が

ものを言ったらしい。

 

 

受講希望生徒の人数も30名。

うちの塾の規模としては大盛況といっていい。

少し緊張していた。