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【スカッとする話】クズ夫「目障りだ!トイレに住めよ!w」→お望み通り、トイレで生活してやった結果【第10話】

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本編

外の2人は大変そうで、

トイレの前で怒鳴ったり、

ドアを叩いたり体当たり

したりしていたが、

中の私はイヤホンで音楽を聞いて、

知らんぷりをし、

快適に仕事を進めた。

 

(夏になる前で良かったな…。

もし冬ならヒーター持ち込んだ

だろうけど、夏の暑さは

どうしようもないもんね〜…。)

 

などと考えながら、無事に完成した

仕事を納品し、後は、パソコンで動画

を見つつお茶とお菓子で休憩したり、

少し眠くなったのでお昼寝もした。

ヨガマットとクッションと毛布で、

意外とスヤスヤ眠れた。

モラオは、フーフー言いながら

トイレのドアの前に何か重そうな物を

引っ張って来たようで、

勝ち誇ったように怒鳴ってきた。

 

モラオ「ドア、開けられなくして

やったからな!!このまま朝まで

閉じ込めてやる!!真っ暗なトイレの

中で、泣きながら反省しろ!!」

 

(それが、窓から

出れちゃうんです〜!

残念でした〜!泣きませ〜ん!)

 

スマホのライトの上に水の入った

ペットボトルを乗せると、

充分な間接照明になった。

カップ麺を食べ、スマホや

パソコンで時間を潰しながら、

2人が寝静まるのを待った。

午前3時、ショルダーバッグを

斜めがけした私は、スマホのライトを

頼りに窓から外に出た。

 

(こんなとこ、もし誰かに

見られたら、泥棒と思われて

通報されちゃうな…。)

 

隣家とのスキマを通って玄関へ

出ると、バッグの中から鍵を出して

ドアを開け、家の中に入った。

トイレのドアの前には、

キャビネットが鎮座していた。

 

(わざわざこんなのを

リビングから移動させたのね…。

ご苦労さんなことで…。)