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【第１６話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 旦那「え！？それってどう言う…」 マキ「いいから！ パパはもう先に帰ってて！ 後は私がなんとかするから！」 旦那「いいわけないだろ！！ 人に迷惑ってどういうことなんだ？！ あの…カオ...
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2023.10.05
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【第１話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
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2023.09.21
本編
カオリさんは、思いっきり
爆笑した後、ふとマキさんの
旦那さんに目を留めると、
もう一段階先の事実に気づいた
ようで、ハッと息を飲んだ。
そして今度は静かに怒り始めた。
カオリ「え…？ちょっと待って！！
それで？マキさんは反省する
どころか、アスカさんに逆ギレして、
旦那さんまで連れて来て…
まさか！！お金払えとか
言ったんじないでしょうね！？」
私が渋い顔でコクコク頷くと、
カオリさんは「呆れた！」
とマキさんの顔を睨みつけた。
マキさんの旦那さんは、
突然深々と私に頭を下げた。
旦那「申し訳ございません！！
私はマキの言う事を鵜呑みにして…
散々ご迷惑をおかけした上に、
こんな風に保育園にまで押しかけて…
お恥ずかしい限りです…」
アスカ「分かって頂けたなら
良かったです。
旦那さんが、他人より自分の妻を
信じようとするのも当然ですから…」
旦那「いえあの……本当に
申し訳ございませんでした…！！」
頭を下げ続ける旦那さんの横で
マキさんは、反省の言葉を
口にするでもなく、ただ面白く
なさそうに口を尖らせていた。
旦那さんはひとしきり頭を下げた後、
恐る恐るといった感じで尋ねてきた。
旦那「それであの…
さっき仰ってた、『大勢の
ママ友たちに迷惑をかけて』とか、
『トラブル』とか言うのは…
いったい……」
カオリさんは
（こうなったらもう、何もかも
洗いざらいお話ししましょう…）
といった感じで、
今までのマキさんの悪行三昧を、
事細かに話し始めた。
