※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第11話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…

前回の内容はこちら▼

【第10話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 おばさんは、どう言うことか 怒りの矛先を私に変更したようで、 さっきまで怒鳴られていた女の子は、 これ幸いとスタコラ逃げてった。 (え…私、この人と 知り合いだっけ…??いやいや! ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…
こちらもおすすめ 本編 あ、まずは自己紹介ね。 えっと、私はアスカ。37歳。 シングルマザー。 子供は娘が1人。名前はサアヤ。 もう社会人として立派にやってる。 旦那とは死別。それ以来 ずっと独身で、私はサアヤを 育て上げたんだ。 言葉遣い...

本編

ミツヒロ「既にサアヤさんから

お聞き及びかとは思いますが、

サアヤさんと、

ぜひ結婚させて頂きたくて…

つきましては、

ご自宅へご挨拶に伺おうかと……」

 

アスカ「あ、いいのいいの!

そういう堅苦しいのは!

タカシさんが、近々食事会でも。

って言ってくれてたし、

その時に会いましょうよ!」

 

形式張った事が苦手な私には、

わざわざ緊張した

訪問挨拶を受けるより、

食事でもしながら和やかに

挨拶する方が向いてるからね。

けどまぁ、電話で話せたことで、

いくらか不安は和らいだかな。

 

サアヤが「しっかりしてて、

大人なんだよ」って褒めてた通り、

頼りがいのある感じだったし。

これまで、女2人で力を合わせて、

何とか頑張ってきた私達にとって、

サアヤを守ってくれる男性の存在は、

とても頼もしく感じられる、

有り難いものだったんだ。

 

(これからサアヤの隣には、

信頼し、頼れる男性が、

ず〜っと一緒に居てくれるんだね…

本当に良かったね、サアヤ……)

 

私は、嬉しくて涙が出るような…

少し寂しいような…

そんな甘酸っぱい気持ちだったんだ。

 

……この時まではね!

 

それから間もなく、双方の家族揃って

の食事会が開かれる事となった。

 

(ミツヒロさんと会えるのは

楽しみだけど…タカシさんの

奥さんのチカコさんは、

いったいどんな人なんだろう……)

 

サアヤも一度軽い挨拶をしただけ

らしく、よく知らないと言っていた。

 

(でもまぁ…タカシさんと

ミツヒロさんの様子を見るに、

反対している訳では無さそうだし。

楽しい食事会になればいいな!)