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【第11話】私の娘にだけ異常に厳しい担任→大勢の保護者の前で真実を打ち明けた結果…

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【第1話】私の娘にだけ異常に厳しい担任→大勢の保護者の前で真実を打ち明けた結果…
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本編

ある日、娘がいつもの

時間に帰って来なかった。

 

(水曜は4時間授業なので、

いつも13時頃には帰ってくるのに…

どこか、お友達のお家にでも

寄り道してるのかしら…でも今まで

そんな事、一度も無かったのに…

まだ昼間だけど…心配だわ…

一度学校に連絡してみようかしら…)

 

自宅での仕事も手につかず、何度も

時計を確認しながら待っていると、

ユイはいつもより1時間半以上

遅くに、ようやく帰って

来たのだった。

 

アスカ「ユイ!今日は4時間授業の

日なのに、どうしてこんなに

遅くなったの?ママ心配しちゃった。

いったい何をしていたの?」

 

ユイ「今日はね、地域のゴミ拾い

大作戦の日だったんだよ!

みんなで、落ちてるゴミを

いっぱい拾ったんだから!」

 

ユイは自慢気に

ニコニコと笑っている。

 

アスカ「ゴミ拾い大作戦…?

ママ、そんなの聞いてないけど…

学校からお知らせ来てたっけ…?」

 

私は首をかしげつつ、ここ最近

ユイが学校から持ち帰って来た、

お知らせのプリント類を見返したが、

やはりゴミ拾い大作戦に関する

お知らせは見当たらなかった。

私はユイからお知らせのプリントを

受け取ると、その場で内容を

チェックし、リビングのカレンダーに

書き込み、タブレット端末から

スケジュールアプリにも

登録するようにしている。

プリント自体も、決まったファイルに

入れて、全て残してあるのだ。

 

(やっぱり、ゴミ拾い大作戦の

お知らせプリントなんて無いわ…

見た覚えもないし…

ユイから渡されたプリントを、

私が間違って捨ててしまうなんて

ことは考えにくいけど…

他の何かに紛れてしまったとか…?

それとも、ユイがお知らせのプリント

を無くしてしまったのかしら…?)