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【第14話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ワルミ「フン!wwどうせスカコさんから、 私の悪口を吹き込まれたんでしょ? 三流同士、仲のよろしいことで!!」 スカコ「キヨカさんは 三流なんかじゃありません!! 高い信念のもと、真...
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【第1話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
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本編
ワルミ「…………最高の肉ですって?
昨日今日、店を始めたばかりの
ペーペーが、笑わせんじゃないわよ!w
スカコさんとこの肉はね、
値段が高い割に大したことないのよ!!
もっといい仕入先を紹介してあげるから、
今からでもスカコさんからの
仕入れはキャンセルなさい!!」
キヨカ「いえいえ〜、結構です〜!
ウフ♪私は今のお肉で大満足ですから〜!
スカコさんのお店のお肉は、
正直、お値段以上のクオリティーです〜!
お客様からも、益々美味しくなったって
大評判なんですよ〜?ウフフ♪」
ワルミ「こんな三流の店の客に、
肉の味が分かるはず無いじゃないの!!w
アンタだって、高い肉だから
美味しいと思い込んでるだけでしょ?
簡単に騙されちゃって…愚かよね〜!ww」
キヨカ「騙されてなんかいませんよ〜?
私はタカウマ亭さん含め、
評判のお店を散々食べ比べて〜、
そこから良い精肉店さんを
探し出したんです〜!
以前からず〜っと、スカコさんの所から
肉を仕入れたかったんです〜。
お陰様で、やっと夢が叶いました〜!!
ウフフフフ♪」
(ウフフフ♪って……
キヨカさん、ゆるふわ系なのに強い!!
ワルミさんをイラつかせっ放しだ……)
ワルミ「食べ歩きって…ww
あなた、な〜んにも分かってないのね!ww
ウチのお店が美味しいのは、
肉のお陰じゃないの!!
店の雰囲気!!!イメージの問題なのよ!!!
そんな事も理解出来ないなんて、
経営者としての才能が無いのね〜!!ww」
キヨカ「え〜……イメージって〜……
そんなの、お客様を馬鹿にし過ぎですよ〜!
良い食材と、高い調理技術は、
絶対に欠かせませんよ〜?」