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本編
その後、お惣菜を買い込んだサキも
到着し、私もようやく落ち着いて、
しばらくすると、私達はいつもの
元気な3人娘に戻っていました。
サキ「しかしモモコ……もはや洒落に
なんないわ……怖すぎるわ……」
アヤ「これはもう、会社に
対応してもらうしかないね…」
スカミ「うん…ミワ先輩も、課長に
報告してくれるって言ってたし、
何か対応してもらえると思う」
サキ「マンションの防犯カメラに
モモコ写ってるよね?
証拠押さえとく?」
アヤ「そうだね…すぐ見せてもらえる
ものなのかな…?調べてみよう…」
早速スマホで調べてくれるアヤ。
アヤ「あ。あった…
住民であっても、映像を
確認させてもらえないらしいわ…
プライバシーの問題だって…」
スカミ「あ〜…なるほどね…」
アヤ「ストーカー被害などの場合は、
まず警察に相談しましょう。だって。
警察と一緒に、管理会社や大家さんに
お願いすれば、見せてもらえる
可能性がある。だってさ……
どうする?警察に相談しとく?」
スカミ「う〜ん…どうだろう…
何かされたわけじゃないもんね…
部屋にも来てないし…」
アヤ「そうだね…一回マンションの
前まで来たってだけじゃ、ストーカー
と呼ぶのは厳しい気がするね…」
サキ「でも部屋まで来かねないよ?」
スカミ「……決めた。今後もし、
部屋の前まで来るようなことが
あったら、警察に相談する。
それまでは、会社に対応して
もらって、様子を見るわ」
アヤ「…うん…それが良いかも…」
サキ「そうだね…そうしよ!」
3人で顔を見合わせて、うんうんと
頷いた後、アヤの「お腹すいた〜」
という言葉を合図に、
「ご飯にしよっか!」
「美味しいお惣菜買って来たよ〜♪」
と、食事をとることになりました。
食べている途中で、
課長からメールが届きました。
明日朝イチで、課長、先輩、
私の3人で話し合いをしよう。
という内容でした。