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本編
私はアスカ。
...
本編
悩んだ時だ。
スマホが鳴った。
表示された登録の名前は、
マユだった!
午後2時になった。
旅館はチェックインの時間だ。
そろそろ、クズヨ一行は
ロビーに来ているだろう。
私の企画は、まず子供達を
楽しませるために、近くの
水族館を手配していた。
旅館に荷物を預け、
取り置きしてもらっていた
パスを受け取る。
そして水族館をめぐり、
チェックインの
時間になったら宿へ。
正式な手続きは、
その時でいいという事前の
了解を得ての事だ。
つまり、クズヨはこれから
「こんなはずでは」を味わう。
案の定、その時間に電話が来た。
慌てふためいているクズヨが
クズヨ「ちょっとアスカさん!
何でチェックイン
できないのよ!」
アスカ「何でって、
事前支払い制だからですよ?
宿泊代を支払えば、
お部屋に案内されますよ」
クズヨ「高すぎるのよ!
あんた、1泊2万5千円、子供は
1万2千円って言ったじゃない」
アスカ「言いましたねえ」
それは「私が手続き」した
場合の話だよ、おばかさん。
なぜなら、その旅館は
マユの実家経営、
伝手があっての事だった。