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【第6話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…

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【第5話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ケンタ「これだけ証拠があれば、 旦那さんを有責配偶者とすることは 十分可能です。 もし離婚をお考えなら、 慰謝料、財産分与、親権など​​、 スカコさんに有利な条件で 合意させる事が可...

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本編

両親とも相談し、とりあえず実家に

身を寄せる事を決め、引越しの準備、

ヒナの学校の手続き、

弁護士との相談…

やる事が山積みで、あっという間に

1週間が過ぎて行った。

 

そうして一通りの準備が整うと、

私は笑顔でユウスケを

仕事に送り出した後、

記入済みの離婚届と結婚指輪、

コピーした浮気の証拠写真を置いて、

家を出た……

 

家を出た日の晩、ユウスケは

ひっきりなしに電話や

メールをよこしてきた。

私は言い訳など聞きたくなかったし、

話すつもりもなかったので、

完全無視を貫いた。

実家にも一度電話がかかって来たが、

母も事前の打ち合わせ通りに、

しらばっくれていた。

 

母「え?スカコ?来てないけど…

何かあった?どこに行ったか

分からないの??」

 

ユウスケ「いえ…あの…多分、

ちょっと出かけただけなんで…

大丈夫です…」

 

ユウスケは、自分のしでかした事を

素直に打ち明ける訳でもなく、適当に

誤魔化して電話を切ったそうだ。

私は、興信所の追加調査で十二分な

証拠が集まるまで、ユウスケとは一切

連絡を取らないでおこうと決めた。

 

家を出て4、5日が経った頃、

私の携帯に義母から

電話がかかってきた。

 

(もしかして…ユウスケは

義母に泣きついたのかしら…

だとしたら本当に情けない男ね!)

 

益々腹が立ったが、

義母の事は大好きだったし、

お世話にもなっていたので、

離婚について直接話しておくべきだと

思い、電話に出ることにした。

 

義母「もしもし?スカコさん??

元気なのね??

あぁ、良かった〜!!」

 

スカコ「お義母さん…

ユウスケさんから、

何かお聞きになりましたか?」