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【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第17話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 「以上です。」 弁護士はそう告げると、 最後にナオキと連絡先を交換し、 事実確認は終了した。 安心したように大きく息を吐いた ナオキに、ケンタが、 「あんたさぁ、奥さんとヤバミさん、...
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本編
弁護士が、証拠を提示しつつ
説明をしていくと、最初は訝しげ
だった義両親の顔は、徐々に驚きの
色を帯び、最後には愕然としていた。
やはりヤバミから、全く違う話を
聞かされていたようだった。
大きな会社で部長を務める厳格な
義父は、口を結んでワナワナと震え、
普段は活発でしっかり者の義母は、
顔面蒼白になり、ショックで
呼吸も乱れていた。
義父「スカオ君、申し訳ない!!」
義母「申し訳ありません…。」
義両親は座卓に額をぶつけそうな
勢いで頭を下げた後、義父はヤバミを
怒鳴りつけ、義母はヤバミを
責めながら涙を流し始めた。
義父「お前は!!いったい
どういうつもりなんだ!!!」
義母「ヤバミ…なんて事を…」
弁護士が一旦落ち着かせて、
今後の話に移ると、義父は、
無条件で離婚に応じさせる事と、
慰謝料と治療費をヤバミに
支払わせる事を約束してくれた。
しかし、義母はどうしても
離婚を避けたいようで、
泣きながら俺にすがってきた。
義母「スカオさん…。どうにか
一度だけ…やり直して貰えない…」
スカオ「無理です!!」
俺は義母の言葉の途中で
断固却下した。それでもまだ
何か言おうとする義母を、
義父が叱りつけた。
義父「お前は…馬鹿な事を
言うんじゃない!!
もうそんな状況じゃないんだ!!」
弁護士「お義母さんの
お気持ちも分かりますが…。
スカオさんは、ヤバミさんに
2度も殺されかけた訳ですし…。
修復はもう不可能かと…。」
弁護士は穏やかな口調で、
義母に“○人未遂”の事実を
思い出させ、釘を刺した。