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【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第6話】

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本編

そんなはずはない。

睡眠薬なんて、今まで一度も

飲んだことがないし、

処方されたことだってないのだ。

 

医者「前回お聞きした症状と、

眠くなるタイミングを考えると、

恐らく夕食に混入していたものと

思われます。」

 

スカオ「夕食……?」

 

医者「ご家族は奥様だけですよね?」

 

スカオ「はい…。そうですけど…。」

 

俺が入れていないんだから、

ヤバミしかいないけど…。

そんな事あるだろうか…。

 

医者「料理の味に、何か

違和感を感じた事などは、

ありませんでしたか?」

 

スカオ「そういえば…。

病院に来た前夜の食事は、

凄く変な味がしました。食べ物では

無いような…何かが混ざって

しまったような…苦味と…渋み…。」

 

医者「それで、食事を終えた直後に、

今まで無かったような強烈な

睡魔に襲われたんでしたね?」

 

スカオ「はい……」

 

あの味は、睡眠薬だったって事か?

だとしたら、やはりヤバミが、

俺の食事にだけ睡眠薬を

入れていたのか…?なんで…?

 

医者「その時の奥様の様子は?

奥様が言っていたことや、

していた事、何か覚えている事は

ありませんか?」

 

スカオ「ん〜……。

あっ!お風呂!お湯を溜めたから

入れ…って…何度も…

……え……まさか……」

 

その時になって、俺はようやく気が

付いた。点と点が綺麗につながった。

そうなってみると、逆に

(なぜ今まで気付かなかったんだ?)

と滑稽に思えるほど、

簡単な答えだった。

 

医者「申し上げにくいのですが…。

これだけ大量の睡眠薬を摂取して、

もし入浴をしていたら…。恐らく…

溺死…していたのではないかと…。」

 

スカオ「……………」