前回の内容はこちら▼
【第１７話】来院した母親の診察中、子供が変な手の動きを→そのサインの恐ろしい意味が…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 これまでに何件かこういう事件を 目にしてきたが、いつも後手後手に 回るしかない自分が嫌になる。 もちろん、シングルマザーだって、 自分の人生を楽しんでいいに 決まってる。...
yomesuka.com
2024.01.19
１話から読みたい方はこちら▼
【第１話】来院した母親の診察中、子供が変な手の動きを→そのサインの恐ろしい意味が…
こちらもおすすめ▼ 本編 私の名前はスカミ。 年齢は３８歳、独身。 精神科の医者で、 都内の総合病院に勤めている。 精神科で働いていると、 様々な問題を抱えた患者さん達の、 人生に関わる事になる。 患者さんと共に喜びを分かち合え...
yomesuka.com
2024.01.04
本編
アヤカ「いいから〜！先生が
ダイキに会いたいんだって〜！
面倒くさがらないで来てよ〜！ww
そうそう、そこを右に入って〜……」
やがて、派手なサングラスをかけた
ダイキさんが姿を見せた。
携帯で通話をしながら気だるそうに
やって来ると、アヤカさんを
見つけるなり文句を言い始めた。
ダイキ「んだよまったく〜…
いきなり先生に会うとか
マジ面倒なんだけど〜…」
アヤカ「やだダイキったら！
先生に失礼でしょ！ww」
スカミ「あ、ダイキさんですね？
初めまして。
アヤカさんの担当医のスカミです。
すみません。急に来て頂いちゃって」
ダイキ「えっ？あ…どうも…ww」
私の方からにこやかに挨拶すると、
ダイキさんは少し驚いたような
顔をして、髪型を整え始めた。
アヤカさんは当然のように
ダイキさんにしがみついていた。
アヤカ「ね？ね？
カッコイイでしょ？」
スカミ「いつもアヤカさんから
お話を伺ってます。
アヤカさん、毎回ダイキさんのこと、
すごく褒めてらっしゃるから、
一度お会いしてみたいと
思ってたんです。今日は迎えに
いらっしゃるって聞いて、
それなら是非って…
いきなりでごめんなさいね」
ダイキ「あ…いえ…こちらこそ…
いつもアヤカが世話になってて…」
スカミ「もし良ければ、普段の生活の
様子をお聞きしたいんですけど…
少しだけ、お時間よろしい
でしょうか…？」
ダイキ「え…まぁ……少しなら…」
