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本編

民事不介入だなんて、

寝言は言わせない。

俺は固く決心して警察へ行った。

そして民事でも攻めた。

 

レミ「は?もう一度言って?」

 

スカ太郎「ではもう一度。

ご主人はすでに

お亡くなりになられました」

 

ハワイから帰って来て、

家はもぬけのから、

俺の連絡先だけ残されている

状況に驚いたレミからの電話で、

俺は事実を告げた。

彼女が一か月のバカンスを

楽しんでいる間に、

アキラは永眠してしまった事を。

葬式まで終わった事を話したら、

レミはなんと笑い出した。

 

レミ「あのつまんない男、

死んだんだ。面倒な話が

終わっててよかったわぁ」

 

スカ太郎「のんきですね。

あなた、刑事事件に

なってますよ」

 

レミ「何言ってるの?

死んだ男が刑事事件?」

 

彼女の言い草に腹が立つが、

まずは仕事だ。

 

スカ太郎「ええ、

訴えたのは私です」

 

俺の言葉にレミは明らかに

あわあわしつつも、

必死に反論を試みてきた。

 

レミ「あんたはうちの旦那の

友達ってだけでしょ!?

何の関係があるのよ!

訴えるなんて、ばかばかしい!」