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【スカッとする話】病気の旦那を置いて浮気旅行に行く汚嫁【第8話】

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本編

スカ太郎「おもしろい話だ。

俺も弁護士として、

しっかりキャリアを

積んでおくよ、その時の為にな」

 

俺達は握手をして別れた。

今にして思えば、

あの時なんで、もっと

踏み込まなかったんだろうか。

悔やまれてならない。

 

お互いに忙しくなって、

同期達とも会わなくなった。

正確には会う時間が無くなった。

俺は、イソ弁生活も年季が入り、

ボス弁には大きい案件を

任されるようになってきた。

アキラからは息子が産まれた

という連絡が来たきり、ほぼ

やり取りをしなくなっていた。

あいつの事だ、

無茶してなきゃいいんだが。

そんな時、同期のタイトから

会えないかと誘われた。

よく使っていた居酒屋に

顔を出すと、何だか元気のない

あいつが先に来ていた。

 

タイト「よう、久しぶり。

忙しいのに、悪かったな」

 

スカ太郎「忙しいのは

お互い様だろう。

で、どうしたんだ?」

 

タイトは青白い顔色で、

ゆっくりとテーブル上に

何かを取り出した。

広げられたのは写真だった。

しかも、ぎょっとするような、

とんでもないものが写っている。

 

スカ太郎「はぁ!?

な、何だよこれ」

 

タイト「俺も驚いた。

そんなばかなと思って、

何度も見返したんだが、

間違いない」