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という流れで、
話がまとまった。
Dの日というのは、
うちの店で一番大事な日だ。
よーし、見てろ。
そろそろ反撃させて
もらうからなぁ。
それまでは、お望み通り、
行きたいだけトイレに
行かせてやるよ。
サボりたいなら
サボるがいいさ。
そして翌日。
大事なDの日。
キョウコは知らないし、
俺もあえて教えていない。
どうせまた「8番」
と言い捨ててトイレに
こもるつもりだろうから、
教えても意味はないしな。
まぁ、それが俺の反撃に
好都合なわけだが。
スカオ「8番見てきます」
キョウコが例によって
姿を消し、たっぷり
10分後。
ヤツがのこのことフロアに
現れたと同時に、
俺は即座に宣言し、
男性トイレへ走った。
えっ、という声が
背後で聞こえた。
キョウコ「ちょっと
待ってよ!」
スカオ「待てません、
自然現象なので」
慌てふためくキョウコを
振り切ってドアをバタン。
何があっても、
俺はしばらくフロアに
行かないと決めている。