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【第27話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 社長「……この先はもう、 お互い他人として生きていこう。 俺の目に入らない所で、 お前は今まで通り、 好きなように生きていけばいい… うちの敷居は二度と跨がせないし、 アスカさんとリ...
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【第1話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
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本編
マサキ「跡継ぎ息子を庇いもせずに、
勘当だぁ〜?!
後から泣きついてきたって、
もう旅館を継いでやらないぞ?!
老後も面倒見て
やらないぞ?!どうする気だよ?!
俺の他に頼る相手もいないくせに!!
ww謝るなら今だぞ!!www」
社長「お前なんかに跡を継がせる
気は、もうこれっぽっちも無い!!
こんな不道徳な男に任せたら、
何をしでかすか
分からないからな!!
老後の事だって、
ずっと前からお前の事なんて
当てにしちゃいないよ!!
お前の方こそ、後から泣きついて
くるんじゃないぞ!!!」
社長の言葉を聞いたマサキさんは、
心底驚いたような表情を
浮かべていた。
(一人息子なんだから、
何をしても見捨てられる事はない)
と、たかをくくっていたのだろう…
慌てて囲りの人達を見回し、
自分の味方になってくれそうな人を
探しているようだったが、
全員が蔑むような冷たい視線を
自分に向けている事に、
ようやく気付いたようだった。
アスカ「マサキさん…もうこれ以上、
おかしな事を言わない方がいいわ。
後から悔やむ事になるわよ?」
マサキ「アスカ…お前……!!!」
アスカ「もう終わりにしましょう…」
父も、母も、社長も、女将も、
マサキさんから私とリンを
守るように、黙って
マサキさんの前に立ちはだかった。