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【第13話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に

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【第12話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
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【第1話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
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本編

そうして、結婚式当日が

やって来た……

私は、態度がおかしいままのリンの

ことが心配で仕方がなかったが、

もうどうする事も出来ず…

 

その頃には、すっかり関係を

修復出来ていた両親にも、

あらかじめ事情を話してあったので、

式の間、同じテーブルに座る両親に、

リンの様子を注意深く見ていて

もらえるようにお願いしておいた。

 

父「任せとけ!お前には散々

手こずらされたから、

反抗期には慣れたもんだw」

 

母「アスカ、今日はあなたが

主人公なんだから、

リンの事は私達に任せて、

結婚式を楽しみなさい」

 

アスカ「お父さん、お母さん、

ありがとう…これまで

散々心配かけて…今度は孫の心配まで

させちゃって、ごめんなさい。

でも…マサキさんは本当に

良い人だから、安心して。

私もリンも、今度こそ

幸せになるからね!」

 

花嫁控え室でそう言うと、

父も母も、涙を流して喜んでくれた。

リンは、オーナーご夫婦と

一緒に結婚式場へ来たものの、

式の前に花嫁控え室まで

会いに来てはくれなかった…

 

厳かな神前式が終わり、

いよいよ披露宴が始まった。

入場扉が開き、マサキさんと腕を

組んで会場内に足を踏み入れると、

私達は大勢の招待客の

拍手の渦に包まれた。

 

気分的には幸せいっぱい、嬉しい

気持ちでいっぱいのはずだったが、

どうしてもリンの事が

気にかかってしまい、

私は懸命に笑顔を作っていた。

 

招待客のほとんどは、

旅館の取引先や社長の知り合い、

マサキさんの友人・会社関係の

人達だった。

 

披露宴は滞りなく進み、

私は何度も、一番後ろの

親族席のリンの様子を伺った。