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本編
それから僕と母さんは猛暑に
耐えながら家の中で過ごしていた。
ジン「はぁ…あっつ」
マミ「暑いわね…」
ジン「見てよ母さん！
部屋の温度39度だよ！？
さすがにこれはやばくない！？」
マミ「そうね…ジンはマリオンで
勉強してきなさい」
マリオンは近くにある
大型ショッピングモールのことだ。
ジン「それなら母さんも行こうよ！」
マミ「母さんは父さんの客人が
来るから、その準備をしなくちゃ
だから一人で行ってきて？
限界だったらクーラー
つけるから大丈夫よ！」
ジン「うん…わかった」
暑さで当たってしまった僕は
母さんに言われてマリオンに
行くことにした。
まさかこの後とんでもないことが
起こるなんて想像もしていなかった。
ジン「はぁ～…涼しい～…」
（やっぱりマリオンはクーラー
効いてるしめちゃくちゃ快適だ～！
でも…母さん大丈夫かな…？
あんな熱い中でずっと家事なんて…）
自分だけ涼しい思いをしていることに
少し罪悪感が湧いた。
頭の中では母のことで
頭がいっぱいだった。
考え事をしていると、
たまたまマリオンに来ていた親友の
ユウキが話しかけてきた。
