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【第13話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…

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【第12話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「私のことを 何も知らないクセに、 勝手なこと言わないで下さい!! ●ぬ理由なら、私にだって ちゃんと有ります!! 天涯孤独の私に やっと出来た家族…… その大切な家族、信じて...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
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本編

男性「どうにか、

生きてもらえませんか…?」

 

スカコ「え…?」

 

男性「あ、いや…今、ここで

あなたを助けても、またどこかで

自●しようとするのかなと思って…」

 

その通りだった。たとえ今日ここで

自●を止められたとしても、

私はきっと、近いうちに

また自●しようとするだろう。

 

衝動的に自●を決めたのではなく、

一晩じっくり考えて

決めた事なのだから……

 

男性「お互い、ここへ自●をしに

来て…偶然鉢合わせただけだし、

こんな状況でこんな事を言うのは

可笑しいかもしれないけど…

私はあなたに、

生きていて欲しいです!!!」

 

(この人…一体なに

言ってんだろう…)

 

私はポカンと男性の顔を見た。

 

男性「あなたが本気で、

ここへ死にに来たのは分かってます。

絶望して…辛くて…苦しくて…

●んでしまいたくなる気持ちも

よく分かります。でもあなたは、

私と違って、やり直せる!!

 

生きていく希望みたいな物が、

何か1つでも見つかれば、

あなたはきっと生きていける!!!

また幸せになれるんだ!!!

だから、どうにか頑張って、

もう一度、生きてみて

もらえませんかね…?」

 

スカコ「生きていく希望…

そんなもの、天涯孤独の無能な女に、

見つかるはずないじゃないですか!」

 

男性「見つかります!!

必ず見つかりますよ!!」

 

スカコ「そんな…なんの根拠も無い

クセに、無責任過ぎますよ!!!」

 

男性「無責任か…確かに………

分かりました!!じゃあ私も、

あなたが生きていく希望を

見つけるまでは、

どれだけ苦しくても、

死ぬのはお預けにします!!

 

まずは話を聞かせて下さい!!

私が必ず力になりますから!!

あなたが抱えている問題を解決して、

それから、生きていく希望を

見つけましょう!!」

 

(ホントこの人…なに言ってんの?)