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【第7話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…

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【第6話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
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【第1話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
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本編

さっきまでは、リョウに報告を

した後、2人で義両親に報告の

電話をかけるつもりだったが、

余りにも冷淡なリョウの反応を見て、

 

(きっと義両親も同じような

反応をするんだろうな…)

 

と思えてしまい、義両親には

妊娠報告を出来ぬまま、私はその日、

泣きながら眠りについたのだった……

 

リョウから『妊娠を理由に

家事をサボるな!』

と言われた事がショックで、

私はお腹の子を守る為に、

体調が悪い中、

家事を一生懸命こなしていた。

 

ところが、つわりは酷くなる一方で…

特に炊事に関しては、思うように

出来ない事が増えてしまった。

その度にリョウからは

文句を言われ続け、

1ヶ月ほど経ったある日のこと…

 

リョウ「お前、今日も

弁当を用意してないのか?!」

 

スカコ「ごめんなさい…

つわりで吐き気がひどくて……

申し訳ないけど、今日はお店か、

コンビニで済ませて

もらえるかな…?」

 

リョウ「はぁ〜?最近

しょっちゅうじゃないか!!

いい加減にしろよ!!」

 

スカコ「ごめんなさい…」

 

リョウ「つわり、つわりって…

病気でもないのに、ちょっと体調が

悪いくらいでサボりやがって…

甘えんてんじゃないぞ?!」

 

スカコ「甘えてなんて…」

 

リョウ「子供が生まれる前から

こんなんで…生まれた後は

どうなるんだ?今度は子育てを

理由にサボるつもりか?!」

 

スカコ「………………」

 

リョウ「子供なんて

迷惑なだけなんだよ!!

そんな子供、さっさと堕ろして

来い!じゃなきゃ離婚するぞ!!!」

 

その頃の私は、体調不良も重なって、

もう完全にマインドコントロール

状態だった。

 

リョウと義両親の言葉は絶対で、

何を言われても私には拒否権など無く

ただ黙って言われた通りにするしか

ないと思い込んでいたのだ…