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【第17話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…

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【第16話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
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【第1話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
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本編

[待ち合わせ場所に着いたよ!

今どこにいる?]

 

私は絶望的な気持ちで

画面の文字を眺め、

キョロキョロしながら待ち続ける

タカヤをもう一度確認すると、

無言でその場を後にした。

 

溢れて来そうになる涙を必死で

堪えながら、帰りの電車に揺られて

いると、またスマホが鳴った。

またタカヤからだった。

ただし今度は、普段使っている

メッセージアプリで、

私に向けて送られた文章だった…

 

[友達にドタキャンされたー!

今から会えない?]

 

(マッチングアプリのお相手に

ドタキャンされたら、今度は私で

予定の穴埋めをするんだ…)

 

腹立たしくて、情けなくて、

我慢していた涙が溢れてきた。

ちょうど停車した駅で電車を降り、

駅のベンチで少し泣いてから、

私はタカヤにメッセージを返した。

 

[ごめん。ちょっと体調が悪くて…

今日はもう寝るね]

 

そのままボンヤリと、

何本もの電車が到着しては

出発するのを見送った。

自宅に戻るとすぐ、

頭から熱いシャワーを浴びて、

自分に喝を入れた。

 

心も体も少しスッキリした私は、

今後の計画を練り直す事にした。

今度は、真実を確かめる為の

計画ではなく、タカヤに

罰を与える為の計画だった……