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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第28話】
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 家族揃って昼食を食べた後、 全員眠たくなってあくびをし始めた。 ケンタが「よし!今日は久しぶりに みんなで一緒にお昼寝をしよう!」 そう言ってリビングに布団を運び、 全員で床に寝転んだ...
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本編
(一体何をどうしたら
こんな発想になるの…???)
ケンタ「こりゃまた!
良い証拠をくれたねー!」
アスカ「…………」
ケンタはなんだか楽しそうに
笑っていたが、私はまた理解不能の
怖さを感じて、とてもじゃないけど
笑えるような気分ではなかった。
ケンタ「どうした?
暗い顔になってるけど…」
アスカ「ケンタは平気なの?
こんなおかしな…理解できない
要求をされて…。私はどうしても……
怖くなっちゃう。
不気味っていうか…」
ケンタ「あぁ…世の中にはね、
アスカには理解できないような、
ねじ曲がった考え方の人達も
いるんだよ。
でもそれは、理解できないアスカが
変なんじゃなくて、
その人たちが変なんだ。」
ケンタ「こんな手紙、
理解できなくて正解!
理解しようと努力する必要も無いし、
理解できないことを悩む必要も
無いよ!意味ないもん!
逆にアスカが、理解できるとか
言い出したら嫌だよ!(笑)
怖いよ!(笑)」
ケンタ「良い証拠をくれたと思って、
弁護士さんに渡して、
後は忘れればいいんだよ!
そんな事より、さっき期間限定の
ハーゲンダッツ買ってきたからさ!
食べようぜ〜♪」
ケンタはそう言って、いそいそと
冷蔵庫に向かった。
(理解できなくて正解か〜…)
ハーゲンダッツを両手に持って
戻ってくるケンタの満面の笑みを
見て、私は悩むのが
馬鹿らしく思えてきた。
アスカ「そっか…。そうだよね!!」
ケンタと私はハーゲンダッツを
味わいながら今後の対抗策を考えた。
知り合いに弁護士さんがいるので、
まずは明日その方に
相談することにした。