※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第4話】

前回の記事はこちら▼

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第3話】
前回の記事はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 里帰り出産後、親子3人の 暮らしはとても幸せだった。 仕事でヘトヘトになって 帰って来ても、家には愛しいサオリと 赤ん坊が待っていてくれる。 自宅で過ごす時間は、 まさに至...

1話から読みたい方はこちら▼

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 愛し育ててきた、 3歳になる我が子……。 実は自分の子供ではない ということが判明した……。 俺は一体、どうすれば いいのだろうか……。 俺の名前はスカオ。 35歳、サラリーマン。 同い年の妻・サオリと、 3...

本編

スカオ「なぁ…。シオンって…

ハーフにしか見えないよな…?」

 

サオリ「だよね!将来は、私にも

スカオにも似てない、ハーフ顔の

男前になるだろうね!」

 

それまでにも何度か、恐る恐る

サオリに話を振ってみたことが

あったのだが、

いつだってサオリは気にかける

様子など微塵も無く、ただその事が

嬉しくてたまらないといった感じで、

ニコニコと笑うばかりだった。

 

(もしかして…。シオンは

俺の子じゃなく、サオリが

他の男と作った子供なんじゃ…?)

 

俺の中に生まれた疑念は、

ムクムクと大きくなっていった…。

どうしても1人で抱え込むことが

出来なくなってしまった俺は、

意を決して両親に相談した。

すると両親も、以前からいぶかしく

思っていたようで、

すぐにDNA鑑定を勧められた。

 

警察でもない一般人でも、

料金さえ支払えば簡単にDNA鑑定を

受けることが出来るという事を

知らなかった俺は、

両親から教えられた業者の

ホームページを見て驚いた。

 

(これで親子関係が認められれば、

今後も安心してシオンに愛情を

注ぐことが出来る!)

 

問題は、サオリに

どう切り出すかだった…。

もし俺から​​「DNA鑑定がしたい」と

言い出せば、鑑定の結果シオンが

本当に俺の子だったと証明された

としても、その後の夫婦関係は

壊れてしまうかもしれない…。

 

(義両親から話を

してもらうのが一番良い)

 

そう思った俺は、

義両親がシオンについて疑問を持って

いることを聞いてしまったこと、

それから不安が消えないことを、

義両親に打ち明けた。