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【第22話】娘の初めての生理で嫁が作った赤飯が何かおかしい→こっそりと入れ替えた結果…

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本編

(しくじった……もっと

注意するべきだったのに……)

 

今度は水中眼鏡、ビニール手袋、

マスク&息止めをして炊飯器に

向かい、タッパーにたっぷりと

赤飯を詰めると、

俺は再び病院へと向かった。

 

医師「目…どうされました?」

 

目を瞬いたり擦ったりしている

俺を見て、医師が尋ねてきた。

 

スカオ「この赤飯をよそう時、

湯気にあたって…

目がピリピリしたんで、

一応流水で洗ったんですけど……

まだちょっとピリピリ

するんですよね…」

 

医師は慌てた様子で看護師に指示を

出し、俺は改めて医療用の

洗浄液で何度も目を洗われたり、

顔や手を消毒してもらったりした。

医師は眉間にシワを寄せ、

ビニール袋に入れた

タッパーを見ながら、

何事か考えているようだった。

 

(アユミのやつ……あの赤飯に、

いったい何を入れたんだ…??

それをリコに食べさせて、

いったいどうするつもり

だったんだ…??まさか……)

 

俺は浮かんでしまった恐ろしい

想像に、思わず身震いした。

不安と恐怖を抱えたまま

帰宅した俺は、家中の窓を

全開にして換気した。

 

そして再び水中眼鏡、ビニール手袋、

マスクを着用し、テーブルの上に

残った食事を片付けたあと、

念のためにトイレも消毒しておいた。

 

炊飯器には手を付ける事が出来ず、

蓋をしたまま放置しておいた。

 

その後、アユミの作った赤飯から、

猛毒の成分が検出されたと

聞かされた。

 

俺はボンヤリと予想はしていた

ものの、確実なものとして

突きつけられた恐ろしい現実に、

ただ呆然とするばかりだった…