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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第16話】

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本編

伯父「スカ美ちゃんも17歳か。

事実を知っても大丈夫な

年齢だと判断しよう。

お母さんは、浮気していた。

好きな男性が出来たといって、

財産を持って出て行ったんだよ」

 

スカ美「え!?」

 

伯父「その後の話も、

ちらっと聞いた。相手は

結婚詐欺師のような男だった。

騙されて、持ち出した

財産をすべて失って、

捨てられたそうだ。

ぼろぼろになって実家に

戻って来たらしいと聞いている。

お母さんの妹さんが、

ひどく怒ってね。

全部お父さんのせいだ、

浮気を許して引き留めていれば、

こんな事にならなかったと。

実は、私のところにも怒鳴り

込んで来た事があったんだよ」

 

その打ち明け話を聞いて、

私はがく然とした。

母方叔母の言っていた

「父が悪い」とは、

そういう意味だったのだ。

知らなかった!

私は何も知らないで、

ただ叔母の話をうのみにして、

父を毛嫌いしてしまった!

 

後悔が襲ってくる。

涙が止まらない。

私はこの日、ずっと泣いていた。

涙が止まらず、

体を丸めてリビングの端に

座り込んでいた時だった。

急に廊下が騒がしくなった。

香水が遠いところからも

におってくる。

顔をあげてみると、

見るからに化粧が濃くて、

凄い見た目の女性が立っていた。

 

母「スカ美ちゃーん!

ママよ!会いたかったわぁ」

 

スカ美「お母さん!?」