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【スカッとする話】高2の娘の妊娠が発覚!相手の名前を聞いても頑なに拒否→その理由が…【第23話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカオ「なぁサクラ。 仮にタクヤが一流企業に勤めていて、 充分な稼ぎが有ったとしても、 サクラ一筋の真面目な人間だった としても、結婚は許さない。 というか出来ないんだ」 サクラ「え...
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本編
サクラ「お父さん、お母さん。
やっぱり私、この子を産みたい。
それは許してくれる?
タクヤお兄ちゃんと結婚
出来なくても、産みたいの。
だって、この子は生きてるんだよ!」
涙ながらの訴えに、俺もミホも
何も言えなくなってしまった。
確かに俺たち夫婦が親代わりに
なれば、子供を育てることは
出来るだろうが…。
それが本当に、サクラと
子供の為になるのだろうか…。
サクラが納得出来る結論を
出せるよう、俺たちはまた
話し合うことになった。
スカオ「サクラ。
感情に流されないで、
一度落ち着いて考えてみなさい。
確かに、俺たちは年齢的にも
経済的にも子育てが可能だろうし、
実際、俺たちの年齢で子供を
授かっている人たちもいる。
だが母親はサクラなんだ。
俺たちはあくまでサポートする
だけだ。分かるな?」
サクラ「うん」
スカオ「子供を産むとなれば、
恐らく学校は辞めざるを得ないだろう。
お腹が大きくなれば、
近所の人にも好奇の目で
見られてしまうと思う。サクラは今、
人生で一番楽しい時期なんだ。
同年代の子たちが学生時代を
謳歌している時に、サクラは大変な
子育てをすることになるんだぞ。
俺たちに子供の世話を
丸投げして遊び回るなんてことは、
絶対に許さない。
それに耐えられるのか、
よく考えてみなさい」
サクラ「うん。わかった」
スカオ「成人した女性が、
夫と協力し合って子育てを
していても、鬱になる人もいれば、
心のバランスを失って、
事件を起こしてしまう人もいるんだ。
お前には夫もいないし、
今仲良くしている学校のお友達とも、
きっと疎遠になってしまうだろう。」