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本編

ここで勝負が決まったかなと思いきや、 

 

マサオ「家族は言い過ぎたかもしれない、 

だが親戚であるのは確かだろう!?」 

 

 

めげずにしっかりと反論する親戚たち

どう反撃しようか考えていると

最後のとどめを刺したのは 

 

 

ノリコ「突然失礼します、 

私はあなたたちのような浅ましい方々と 

親戚になるつもりはありませんよ?」 

 

 

ノリコさんがものすごい圧を

かけながら現れた。

奥さんの登場に驚く私と叔父さん。

 

 

もともと親戚たちの嫌な話は

叔父さんから聞いていたようだけど、

今回の玄関での言い争いを

耳にして正義感の強い奥さんは

我慢ができなくなったらしい。 

 

 

ノリコ「お引取り頂けないなら

警察を呼びますよ」 

 

 

とスマホを片手に親戚たちを

鋭い眼光で睨みつける。

 

 

なんやかんや親戚連中は

私と叔父さんのことを

下に見て強気な態度を

 

 

取れただけだから、

奥さんの圧倒的ラスボス感に

縮こまっていた。 

 

 

親戚一同「「「すみませんでした」」」 

 負け犬が逃げて行くように

帰って行った。 

 

 

本当にこれはスカッとした。

一生忘れないと思う。

その後は風の噂によると、

親戚たちの会社は1か月も

経たずして倒産。

 

 

その会社に関わっていた親戚たちは、

みんないい年して無職に

なってしまったそう。

 

 

再就職するにも、これまで親戚経営の

ぬるま湯に浸かっていたものだから、

普通の仕事をするのは難しい。

 

 

年齢的にもきつい人が殆どだし、

それでも生活して行かないといけないから、

日雇いバイトなどをしているんだとか。

 

 

倒産前に個人名義でも

かなりの借金をしていた為、

今は借金返済にも追われているらしい。

 

こればっかりは勝手に経営が

失敗したんだし、助ける義理も

ないからどうしようもない。