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本編
ユウジ「都合のいいときだけ心配なんて
言葉を使うのはやめてください。
あなたたちは心配するふりして
人の不幸を楽しんでいるだけでしょう
この偽善者たち、恥を知りなさい」
親戚一同「「「ぐぬぬ…」」」
このセリフには、
親戚一同も苦虫を潰したような状態で
何も言えずにいた。
実際に祖父母と叔父さん以外は、
私に手を差し伸べてくれなかった事実から、
この言葉は親戚たちの核心をついていた。
わが親戚ながら本当に残念で
呆れた人たちだなって思った。
同時にたった一人でも私の味方になって、
気持ちを代弁してくれた叔父さんを
心から尊敬している。
そんな私の眼差しを感じた叔父さんは、
何かを決意したようで頷くと親戚たちを見て、
ユウジ「あなたたちのような下品で、
思いやりのない人たちとはこっちから縁を切らせてもらいます
今後一切、僕たちには関わらないでください!」
と勢いのまま絶縁宣言した。
ナミエ「嫌な思いをしてきたね
みんなの言うこと気にしなくていいから、
もう行きなさい。」
スカミ「本当にありがとう
おじいちゃんとおばあちゃんのところには
定期的に行くから!」
と背中を押してくれたので、
私と叔父さんはそのまま退席して
出て行った。