前回の内容はこちら▼
【第11話】両親を亡くし残された私→独身のオタクおじに引き取られた結果…
前回の内容はこちら▼ こちらもおすすめ▼ 本編 久しぶりに私たちと会った親戚たちは 親子並みに仲良くなっている 私と叔父さん、そして何より イメチェンして格好良くなった叔父さんが かなり衝撃的だったらしい。 マサオ「まさかお前、 スカミに手...
こちらもおすすめ▼
【第1話】バスでキチママに「イヤホンの音漏れがうるさい!」と叩かれた→私「補聴器です」と見せると…
こちらもおすすめ▼ 本編 たまに電車やバスで、 シャカシャカとイヤホンから 音漏れをさせている人に遭遇する。 私は腹が立つとかは特に無くて、ただ 「あ〜あ。音漏れさせちゃって… 怖い人に怒られないといいけど…」 なんて思いながら、チラッと眺...
【第1話】ファミレスで注文して2時間後→店長「お客様ご注文は?」
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカミ。33歳で 某百貨店に勤めている。 その日は平日で、仕事が休みだった 私は、昼前になってようやく ベッドから起き出した。 (今日は…お洋服を見て回って… そのあと映画でも見ようかな〜…) ザックリと計画を...
本編
親戚達もびっくりしてこう答える。
マサオ「な…なんだよ」
ミナコ「私たち、何か変なこと言ったかしら?」
そして叔父さんは続ける。
ユウジ「どうしてスカミちゃんを
被害者のように仕立てるんですか?
どうして本人の言葉を
ちゃんと聞こうとしないんですか?
皆さんの言葉一つでスカミちゃんが、
どれだけ傷つくのか分かっているんですか?」
叔父さんは捲し立てるように答えた。
親戚たちも負けじと、
マサオ「なんて言い方だ!
わしらはスカミさんを
心配してるだけじゃないか!」
ユウジ「そうやって心配するふりをして、
僕の両親が亡くなった時も
好き勝手言ってましたよね?」
スカミ「え…?」
叔父さんの言葉に固まる私。
正直、私は今まで叔父さんの過去なんて
深く考えたことがなかった。
でも改めて考えれば、
私の父方の祖父母は
父が学生の頃に亡くなった、
と聞いていた。
叔父さんは父の弟だから
父方の祖父母が亡くなった当時、
叔父さんも子供ながら
私と同じような惨めな思いを
経験したのかもしれない。
ユウジ「いつまで同じことを
繰り返すつもりなんですか?」
叔父さんがなんで私なんかに
手を差し伸べてくれたんだろうって思っていたけど、
まさか叔父さんも私と同じ境遇だったなんて。
私がそんなことを考えている間にも、
叔父さんの怒りはヒートアップ。