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本編

ヒロミ「それは最悪、

でも相手方の両親だし、

これからうちとは無関係じゃない(笑)?」

 

 

なんてあざ笑うかのような心無い声に

悲しくて、悔しくて、さすがに我慢が

できなくなった。

 

スカミ「おじいちゃんとおばあちゃんのことを

悪く言わないでください!

 

 

私は中学を卒業したらすぐに働きます、

だからこれから皆さんに迷惑なんて

かけませんから」

 

 

私はつい親戚たちに対して啖呵を

切ってしまった。

突然の私の大声に目を丸くして、

親戚たちは眉間にしわを寄せた。

 

 

黙っている親戚たちの中で一人だけ

私の啖呵を褒めてくれた人がいた。

それがユウジ叔父さんだった。

 

 

ユウジ「フヒヒ、…スカミちゃん

今のすごくよかったよ!

おじいちゃん、おばあちゃん

思いの優しい子だね

 

 

スカミちゃん、みんなが言ってる

お金のことが心配だったらさ

おじさんのところに来るかい?

 

 

え?あぁ大丈夫!

JCひとりくらい養う金なら稼いでるしさ!」

と言った。

 

 

ユウジ叔父さんは私のお父さんの弟で、

そのときの叔父さんの印象は

ややぽっちゃり体型でオタク気味だし

正直、苦手だった。