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【スカッとする話】貧乏人と見下し俺を振った元カノ→十年後に再会すると…【第5話】

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【スカッとする話】貧乏人と見下し俺を振った元カノ→十年後に再会すると…【第4話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 教授「あなたを見込んで、 中学生の勉強を 教えてあげて欲しいの」 スカ太郎「中学生ですか?」 教授「私の知り合いのおうちに、 中学二年生の男の子がいてね。 勉強が苦手だ...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】貧乏人と見下し俺を振った元カノ→十年後に再会すると…【第1話】
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本編

ダメージジーンズといえば

聞こえはいいが、実際は

長年履き潰して自然に膝に

穴があいた、おんぼろパンツと、

よれよれTシャツで

来訪した事が悔やまれた。

 

玄関には年配の女性が出てきた。

その男の子のお母さんだという。

俺の恰好にぎょっと

していたけれど、まぁ勉強を

上手に教えられるなら

何でもいいと、

考え直したようだった。

俺は、ヒロという中学生を

マンツーマンで

教える事になった。

そしてヒロには、

大学1年生の姉がいた。ルリだ。

 

ルリ「ヒロの家庭教師

やるんですって?

あそこの学生さんなら、

頭いいですよね」

 

スカ太郎「中学生を教えるくらい

なら、大丈夫ですよ」

 

ルリ「大学生は?

教えられない?」

 

スカ太郎「え?

大学生というと?」

 

ルリ「私よ。必修の数学がねー、

ちょっとピンチなの」

 

ルリは、自分にも

教えてくれと言ってきた。

ご両親と相談の結果、

授業料をちょっとだけ

プラスする事で、

数学だけ見る事になった。

大学生を、大学生が教えるのか。