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【スカッとする話】貧乏人と見下し俺を振った元カノ→十年後に再会すると…【第2話】

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【スカッとする話】貧乏人と見下し俺を振った元カノ→十年後に再会すると…【第1話】
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本編

高校の場合は、

制服が無い公立という条件を、

一つだけ満たしている

進学校を目指した。

塾だ家庭教師だと、

周りのクラスメートは金に物を

言わせる形で努力していたが、

俺にそんな贅沢は

許されなかった。

市立、大学で一般向けに

解放されている図書館が、

俺に通える唯一の場所だ。

後は学校で先生に聞きまくり。

しまいには

 

先生「またおまえか」

 

苦笑いされるほど、

質問をしに職員室へ入り浸った。

そして合格を勝ち取り、

次は地方国立大学へ。

バイトもした。

 

友達「スカ太郎は

いつ寝てるんだ?」

 

スカ太郎「夜寝てるよ」

 

友達「お前の夜って、

午前3時とかだろ。

それ、夜じゃないぞ。

早朝っていうんだ」

 

スカ太郎「暗けりゃ夜だよ」

 

めちゃくちゃな屁理屈で、

友人に答えたっけなぁ。

学生時代は、

とにかく寝られなかった。

バイトと家の手伝い、勉強。

寝る暇なんかありゃしない。

 

電気がもったいないので、

夜は外に出て、

街灯の下で勉強していた。

冬は寒くてつらかった。

夏は夏で、明りに寄って来る

虫に悩まされた。

蚊にも刺されまくったな。