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【スカッとする話】マザコン夫と大失態をおかした勘違い姑【第9話】

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【スカッとする話】マザコン夫と大失態をおかした勘違い姑【第8話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 義母「だったら、 今すぐ用意しなさいよ! 気が利かないダメ嫁が!」 スカ子「無茶苦茶です!」 義母「無茶も何も無いんだよ! 嫁はね、姑と夫に絶対服従 するものなんだ。 ...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】マザコン夫と大失態をおかした勘違い姑【第1話】
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本編

エネオは、何が悪いのか

ちっとも理解していない。

 

エネオ「結婚したら、

夫の親と住むものでしょ?

ママはそう言ってたよ。

だから呼んだんだけど」

 

彼が語った時には、

もう私もだいぶ醒めていた。

出来れば、部屋に上がられる前に

醒めたかったが、遅かった。

もう、げんなり。

義母は有言実行して、

躾と称する嫁いびりを

早速始めた。

なんという、無駄な

勤勉ぶりだろうか。

 

義母「部屋が汚れているよ!」

 

「何だい、このまずいご飯は!

もっとテルちゃんを

大事にしなさいよ!」

 

何か気に入らなければ、怒鳴り

散らし、物を投げつけて来た。

神経に堪えたのは、料理が

口に合わないとなったら、

皿も小鉢もお構いなしに、

流し台めがけて放り投げる。

中身もろともだ。

シンクまで届かずに、

皿が床や家具に当たって

割れる事もよくあった。

 

エネオは出した物を片付けない、

散らかし魔王。

義母は、手当たり次第に

物を投げる、破壊魔女王。

ああもう!

こんなのと暮らせるか!

 

義母を追い出すより、

自分が出て行った方が

早いかもと、

腹を決めかけていたある日。

目の前に、いきなり

給与明細を突き出された。

とっさの事で、

意味が分からなかった。

義母は勝ち誇っている。