※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第10話】ママ友の息子が夫の高級車をボロボロに!修理代を請求すると…

前回の内容はこちら▼

【第9話】ママ友の息子が夫の高級車をボロボロに!修理代を請求すると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ユウジは、一人娘のミコを 可愛がっている。 事も有ろうにブス呼ばわりされたと 聞いたら心中穏やかならず。 あの親子の家に乗り込んで 行きたい気分だろう。 ユウジ「気晴らしに、 土曜日...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】ママ友の息子が夫の高級車をボロボロに!修理代を請求すると…
こちらもおすすめ 本編 私の名前はアスカ。 31歳の主婦。夫ユウジと 娘ミコとの三人家族だ。 子供のころからあこがれ続けた 「平凡」な家庭生活を 楽しんでいる。 うん、家庭の中はとっても平凡。 問題は家庭の外。 具体的にはママ友との付き合い...

本編

彼は嬉しそうに

写真集を見せてくれた。

私は卒倒しそうになった。

価格!相場の平均は、

驚きの1280万円!!

中古マンションが買えちゃうよ。

 

アスカ「えええええ」

 

ユウジ「あくまで夢だよ、

いつかはって思ってるだけ。

でも、クラシックカーの中では

安い方なんだけどなぁ。

3000万とか5000万とか、

普通にあるよ」

 

アスカ「無理!無理無理!」

 

ユウジ「分かってるよ、

俺も普通のリーマンだし、

そんな気軽に手を出せるもの

じゃない。

ふだんは写真集を眺めて

楽しんでるくらい、展示会の

チャンスがあったら行きたい。

ま、その程度だよ」

 

アスカ「あー、良かった。

何とかって、4000万の車を

買うとか言い出したら、

どうしようかと」

 

ユウジ「言わないから。

で、今の俺の車は2台だ。

通勤用の普通車の他に、

中古外車を一台持ってる。

イタリアの車で、フィアット

ヌオーバ500ジャルディニエラ

っていうの。

手ごろなのがあったんだ」

 

アスカ「お、おいくら万円?」

 

ユウジ「400万だよ、

そんなビビったりしないで」

 

いやいや、けっこう高いわよ!

そりゃ3000万とか5000万

から見れば、一桁少ないけども。

でも高い。

 

ユウジの、車に対する感覚が

ちょっとおかしい気がした。

ただし、ローンはないという。

その点は安心。

 

ユウジ「あくまで趣味だ。

飾り物だと思ってくれ。

アスカに分かって欲しいのは、

このフィアットを結婚後も

自分の手元で管理する事」