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【第7話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…

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【第6話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編

やっと警備員が駆け付けて来て、

二人は取り押さえられたのだ。

時間にして30分くらいか。

コスプレイベントの

ハプニングは終結した。

 

後処理も終わり、

コスプレ女子たちとお別れして、

俺はユウマと一緒に

会場を回り始めた。

ユウマは終始けらけら笑っていた。

 

ユウマ「ジンにしちゃ、

上出来だよ」

 

ジン「笑うな!

怖かったんだぞ!」

 

ユウマ「そうだろうな、

ケンカした事ないもんな、ジンは」

 

ジン「……家で家族と

口ゲンカなら少々」

 

ユウマ「それを経験に

カウントすんなよ。

でもまぁ、よく立ち向かった。

ジンもなかなか男前だったぞ」

 

ジン「なんか、気が付いたら

口出しちゃってたんだよ。

女の子がかわいそうで。

実は、ユウマをあてにして、

探してたんだけどさ」

 

ユウマ「俺をあてにって、

なんだそりゃ。どうせなら、

自分があてになる男になれよ。

俺が通ってる道場に

紹介してやろうか?」

 

この時、ユウマは笑うのをやめた。

 

ユウマ「ジン次第だけどな。

今からでも遅くない、鍛えれば

鍛えたなりに、強くなるぞ。

あんなのを軽く

あしらえる程度にはな」

 

ジン「だって、高2だぞ?

こんな年齢からでも?」

 

ユウマ「そりゃ、今から

オリンピック出場を狙うとかなら、

ちょっと厳しいかもな。違うだろ?

体を鍛えて強くなるのが目標なら、

スタートが6歳でも16歳でも、

36歳でも同じだ」