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本編

コワモテの親分さんはツバサを抱いた

まま、無言で奥の和室まで行くと、

ようやく私の方を振り返った。

 

コワモテ「今日は遅いから、

もう休め。おかしなこと

考るんじゃねぇぞ!」

 

そう言ってツバサを私に返すと、

そのままどこかへ行ってしまった。

 

(へ…??休めって…?あ、

和室にお布団が敷いてある…

今夜はここで寝ろってこと…??)

 

和室に足を踏み入れて部屋の中を

確認すると、隅の方には

ベビーベッドまで置いてあった。

 

私はもう一度、部屋の中から顔だけ

出して、コワモテの親分さんが

去って行った廊下の先を見ると、

廊下の角に男の人が立っていて、

私に気付くと睨んできたので、

思わず顔を引っ込めた。

 

(え…もしかして、あの人、

私を見張ってるの…??って事は……

人はいっぱいいたから、

他の場所でも見張ってそう…

逃げようとしても無理じゃない…?)

 

自分達がどうなってしまうのか

分からない怖さは続いていたものの、

とりあえずツバサを返してもらえた

事で少しホッとした私は、ツバサを

抱いたまま畳の上にへたり込んだ。

 

すると疲れがどっと押し寄せて来て、

(逃げられないなら、少しだけ

横になろうかな…)という気になり、

ツバサをベビーベッドに寝かせ、

自分も布団に寝転んでみた。

 

(あ〜。お布団フカフカ…

畳のいい匂い……

なんだか高級旅館に来たみたい…)

 

逃げなければと思いつつ、

私はそのまま寝入ってしまい、

気付いた時にはもう、

すっかり日が昇っていたのだった…

 

飛び起きた私が部屋の中を見回すと、

ツバサがベビーベッドごと

消えていた。

 

(ツバサがいない!!!どこかに

連れて行かれちゃったんだ!!!)