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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第12話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ユウタ「全部思い出した」 スカ美「!?」 ユウタ「一生好きにならない なんて…大嫌いなんて言って ごめん。取り消してほしい。 はい、これ…お守り。 大事にしてくれてたんだろ? ほら、...
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本編
ユウタ「スカ美、俺で良かったら
付き合ってください。」
スカ美「はい…喜んで!」
こうして私とユウタは
付き合うことになった。
翌日、記憶の戻ったユウタは
クラスの皆の前で
私との交際宣言をした。
あんなに堂々とするから
クラスの子に色々聞かれて
なんだか恥ずかしかったけど…
なんか嬉しかった。
それと同時に、
嘘をついていたクラス1の
美女エネ美は「嘘つき女」の
レッテルを貼られ、うちの
クラス内だけでなく廊下を歩く
度に他の生徒たちにも指をさされ
居場所がなくなっていた。
ユウタと付き合って少しした頃、
ユウタが私を
「恩人で、俺の彼女」と
ユウタの両親に紹介してくれた。
ユウタの両親は
「あの時、病院に付き添って
くれた子か」と私のことを
温かく迎え入れてくれた。
そして月日は流れ…
ユウタ「色々あったけど
もうすぐ卒業だな。俺たちは
別の大学に進むけど…これからも
変わらず一緒にいてくれる?」
スカ美「もちろん!
少し寂しくなるけど…
休みの日とか遊ぼうね!」
ユウタ「そうなんだけど、
その…そうじゃなくて…!
これからも一生、変わらずに
一緒にいてほしいって言ったの!
な、何年後も何十年後も…!!
プ、プロポーズなんだけど!?
一応…」
恥ずかしそうにする
ユウタを見て私は…
スカ美「え…あ…。
早くない?(笑)」
その後、大学を卒業したユウタは
「もう1度ちゃんと言わせて
ほしい」と言って再び、
私にプロポーズをしてくれた。
そして、私とユウタは結婚した。
昔も今も変わらず毎日笑いの
絶えない日々を過ごしている。
終