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【スカッとする話】全てが強引すぎる勘違い夫に制裁をした結果…【第14話】

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本編

スカ子「誰が、アツコさんの為に

家を空けたなんて言ったの?」

 

鼻で笑ってやる。

ツヨキは混乱した様子だった。

 

スカ子「この家は、

まだ私の名義じゃないの。

父の所有物よ。

誰が住むかを決める権利は、

父にあるのね。私じゃない」

 

ツヨキ「なんだと?

おまえ、生前贈与されたって」

 

スカ子「誰が、贈与されたって

言ったの?贈与の予定よ?

わかる?これからなのよ、

名義変更は。まだ変更前だから、

父の持ち物だって言ってるの。

父は、売却を決めたわ。

最近まで経営していた会社に、

社宅としてね」

 

私の切り札だ。

父は早期退職した。

会社の経営を、

信頼できる部下に譲る形で。

そして身辺整理、母とともに

アジアのある国へ渡った。

この家は、整理の最後に、

私へ譲られる予定だったのだ。

しかし、ツヨキが

義妹に譲ると言い出した。

言い出したら聞かない夫への

対抗策は、父に物件を

処分してもらう事だった。

 

相談した結果、今の経営者に

なっている元部下へ、

社宅として売りたいと

申し出てくれる事になった。