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【第10話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」

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【第9話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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本編

ユウマとの大事なコミュニケーション

タイムに、盛大な水を差した

スズミは、どうしても許せない。

絶対に自ら文句を言ってやる!

そう意気込んだまではいいものの、

 

あいつめー!

私の電話にも出ない。

我慢比べ?

我慢比べなの?

だったら、とことんやってやるわ!

 

私は何度もリダイヤルした。

まさしく鬼電だ。

スズミが音を上げるまで、

ガンガン電話してやる。

幼稚園には立場があるから、

猛烈に追い込みをかけるような事は

できないかもしれない。

 

その点、私はあくまで個人だ。

もはやアイドルライブの

チケット取りかと、我ながら

ツッコミをいれたくなった頃、

 

スズミ「何っ!?」

 

かなりキレ気味に、

スズミが応答した。

何であんたがブチギレしてるのよ。

キレたいのはこっちだわ。

 

スズミ「何なのよもう、

忙しいのに。うるさいわね!」

 

アスカ「何なのよとは、ご挨拶ね。

忙しいのはお互い様でしょ」

 

スズミ「あんた、アスカさん?何?」

 

アスカ「何じゃないわ。

ケント君の事よ、

聞かなきゃ分からない?」