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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第15話】
前回の内容はこちら▼ 第1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「何やってるんですか!」 クズミ「ああ、まだいたんだ」 アスカ「はぁ!?」 クズミ「そんな貧乏たらしい 恰好で、よくこんな病院に 来れたよね? さっき言ったじゃん。 うちの病...
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本編
話が通った瞬間、私は安心の
あまり力が抜けそうになった。
そこからは早かった。
当直医が駆けつけ、続々と
夜勤の看護師が集まってきた。
ちょうどそこに、私に
連絡がつかなかったらしい
カズも到着した。
カズ「アスカ! ドレミ!」
アスカ「あなた!
来てくれたの、よかったぁ」
カズ「ドレミは処置室だな?
分かった、あとは任せろ」
スーツの上を脱ぎすて、
代わりにドクターコートを
はおった夫は、大急ぎで
処置室に駆け込んでいった。
もう大丈夫だ。
へなへなと、力が抜けて、
座り込んでしまった。
涙が出てきた。
師長が駆け寄ってきた。
看護師長「奥様!」
アスカ「待たされて、
待たされて。高い個室しか
空いてないから、貧乏人には
払えないでしょって言われて」
看護師長「誰がそんな事…」
途中で、心当たりが
あったようだ。
きっ、とクズミをにらみつけた。
本人は真っ青になっていた。
クズミ「だって、事務長が。
あの人が、貧乏人なんか
相手にするなって」
アスカ「事務長って、
伯父さんが!?」
まさかと思ったが、お金に厳しい
彼ならあり得るかも、だ。
そんな言葉を真に受けた看護師の
せいで、娘が手遅れになるかと
思ったら、たまらなかった。
絶対に、このままでは
終わらせないから!