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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第12話】

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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第11話】
前回の内容はこちら▼ 第1話から読みたい方はこちら▼ 本編 カズ「発熱するかも しれないけど、 そんなに心配しなくていいよ。 何かあれば、 俺がすぐ診察するから」 私を安心させてくれた。 痛みを訴えて泣く娘の頭を 撫でて、次...

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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第1話】
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本編

まだ引継ぎが

終わっていないのだ。

今日も遅くなると聞いている。

慌てて電話をしたが、

通じなかった。

仕方なく、救急車を呼んだ。

事情を説明し、義実家が経営する

病院へ緊急搬送してもらった。

 

クズミ「はぁい、

お待ちくださいねえ」

 

ひどくのんびりした対応に

いらっとしたが、我慢した。

顔を見た時、最近入ったという

看護師だと気付いた。

 

アスカ「娘が!

体温が41度なんです!

嘔吐して、呼吸も弱いです。

呼びかけに反応ありません」

 

クズミ「……あ、そう」

 

あ、そう!?

え? 何この返事。

さっき、救急隊員に事情説明

されたときは普通だったのに。

 

アスカ「今日の当直は

どなたですか?とにかく

急いで連絡してください」

 

クズミ「誰かいたかな」

 

アスカ「いるに

決まってるでしょう!」

 

何なの、この露骨に

面倒くさそうな態度は。

ネームプレートの

「クズミ」という名前を、

しっかり見つめて、

私は彼女の名を覚えた。

クズミはあからさまに

やる気がない。

 

クズミ「あのねえ、お母さん。

赤ちゃんが熱を出すなんて、

別に珍しくないですよ?」