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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第6話】

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本編

さっそく、

夫に相談する事にした。

 

クズヒコ「へえ、

いいんじゃない?」

 

理解があるとも、

私に興味が無いともとれる、

簡単な一言で夫はOKを出した。

義両親も喜んだ。まぁ、

下心あっての事だろうけれど。

資格取得に力を入れ始めたころ、

元から私に関心が薄かった夫が、

一層冷たくなった。

 

クズヒコ「スカ子も

頑張ってるからな。

邪魔しないように気を付ける」

 

口では殊勝な事を言うのだが、

私の多忙をいい事に、

やりたい放題というのが

実態だった。

 

そんな日々が続き、

年月も経ったある日の事だ。

帰宅したクズヒコが、着替えも

しないでソファに陣取った。

 

クズヒコ「話がある」

 

スカ子「どうしたの、改まって」

 

クズヒコ「離婚してくれ」

 

来るべきものが来た、

というのが最初の感想だった。

心臓が、どんどん早く

脈打ち始めた。

 

スカ子「理由をきかせて?」

 

クズヒコ「もう、夫婦を

続ける意味はないだろう。

おまえも同感だと思うが、

俺達は冷めきっている」

 

スカ子「そうね。あなたは別の

人に熱を上げている事だしね」