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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第2話】

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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第1話】
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本編

スカ子(なんで、あんな事を

言われなきゃならないの?)

 

義両親が帰った後、

私は怒りに震えながら、

目頭をハンカチで拭った。

元々、あまり気に入られていない

とは自覚している。

 

義母「もっといいお相手かと

思ったんだけど。

何の取柄もなさそうな、

ぱっとしない子だねえ」

 

夫は、全くあてにならなかった。

 

クズヒコ「マサキ(息子)の

事は仕方ない。次がある」

 

スカ子「次がある!?

あなた、本気で言ってるの?」

 

クズヒコ「本気も何も、

事実だろう」

 

恐怖を覚えるほど、

彼は冷淡だった。

それどころか、息子を

あっさり見放したように

 

クズヒコ「二人目を作ろう。

目標は、もっと丈夫な男の子だ」

 

などと戯わ言を口走りながら、

迫って来た事もあった。

思わずひっぱたいてしまい、

その夜は口論になった。

 

1ヶ月ほどは冷戦状態だった。

今にして思えば、クズヒコは

あの頃から、外に癒しを

求めるようになったのだろう。

息子マサキが試練を乗り越え、

健康を取り戻して帰宅を

許されたあたりに、

何となく雪解けムードになった。

 

クズヒコ「感情的になって、

いろいろ行違ってしまったが、

息子のためにも

お互い反省しよう」

 

クズヒコは、歩み寄って来た。