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【第2話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…

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【第1話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
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本編

カヨコ「スカコ。残念だけど、

これは浮気の疑いが濃厚だわ」

 

スカコ「……やっぱりそう思う?」

 

カヨコ「うん、だってこれは」

 

カヨコは書類を私に返しながら、

話し始めた。

私の夫ケイキは、

誰かと浮気している。

彼と出会ったのは、

よく行くバーだった。

 

自宅と勤務先の中間くらい、

飲食店が立ち並ぶ繁華街から

少し外れた場所に、ワインが

売りのこじんまりとした店がある。

 

私は新卒で現在も務めている会社に

入社し、お酒の味を覚えて、

あちこち巡っていくうちに、

このバーに行きついた。

常連としては、

私のほうがずっと長い。

 

週末は数人の顔見知りが、

誰かは必ずいるといった状態だった。

 

その日は、私と幼馴染の

カヨコ以外に、男性客も2人いた。

ふらっと現れたのがケイキだった。

 

ケイキ「ワインが美味しくて、

雰囲気のいいバーがあると

聞いたんですけど」

 

店主「いらっしゃいませ。

ありがとうございます、

どうぞこちらに」

 

私が独身だと知っている店主が、

意図してか否か、こちらの方へ

来るように誘導してくれた。

ケイキは愛想がよく、

穏やかで優しそうな人柄に見えた。

正直言って、タイプだった。

 

スカコ(えー、この辺では

見かけないイケメンだよね)

 

カヨコ(よしチャンスだ、

がんばれスカコ。目指せ独身卒業)

 

スカコ(ちょっと!)