【スカッとする話】息子を出産後、なぜか私を無視し続ける夫→勝手に引っ越してやった結果…【第９話】

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【スカッとする話】息子を出産後、なぜか私を無視し続ける夫→勝手に引っ越してやった結果…【第８話】

前回の内容はこちら▼ １話から読めたい方はこちら▼ 本編 サオリ「ねぇ、スカコ。 ちょっと酷なこと言ってもいい？ タツヤさんがやってる事は、 完全にモラハラだよ。 子育てに一切参加せず、 身も心もヘトヘトの新米ママを 無視し続けるなんて、異...

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2023.04.13

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2023.04.07

本編

スカコ「えっ？そうなの？

どこの国？」

サオリ「スカコも独身時代に

赴任してた国だよ！」

スカコ「え！そうなの！？

おめでとう！頑張ってね！」

結婚前に私も働いていた事のある

海外の街。あの頃は楽しかったな…。

という思い出と共に、

目の前のサオリが輝いて見えて、

どうしても今の自分と

比較してしまうのだった。

離婚という言葉を避け、

前に進めず、同じ所でただ

もがいていただけだったのだ。

行動を起こさなくちゃダメだ！

まずは、タツヤの会社に

行ってみよう！

サオリのおかげで、心と体に

力が湧いてくるのを感じていた…。

そして、翌日。

私は決心が揺るがないうちに

行動に出た。

初めてシッターさんを依頼し、

息子を置いて外出した。

１人で外に出たのは、

出産以来初めてだった。

サオリが言っていた言葉を

何度も頭の中で繰り返し、

私はタツヤの会社に突撃した。

たとえタツヤを怒らせることに

なったとしても、このまま無視が

続くよりずっとマシだった。

会社の受付で、妻であることを

名乗り、タツヤを呼んでもらう

ように頼んだ。

ドキドキしながら待ったのだが、

受付の女性は電話でのやり取りの後、

少し気の毒そうな顔をして、

タツヤは外回りで外出中だと告げた。

（あ〜あ。私ってホントついて

ないな…。せっかく勇気を振り絞って

会社まで来たのに…。こうなったら…

非常識かもしれないけど、

タツヤの上司を呼び出してもらって

相談してみようか…）

なかなか踏ん切りがつかず、

心の中で葛藤していると、

受付の女性が私に話しかけてきた。