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【第8話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…

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本編

どうも様子からして、幼馴染か?

小学校時代の同級生とか、

そんな感じか?

そう思ったのだが、それにしちゃ

やけに馴れ馴れしいな、二人とも。

何だか、単純な昔の同級生とは

思えない感じ。嫌な感じだった。

 

ぼう然としている俺を放り出して、

リコとショウヤなる男は急接近、

堂々ときゃっきゃうふふし始めた。

ちょっと待て。それは無いだろう。

 

スカオ「おい、リコ」

 

声をかけてはみたが、

思い切りスルーを食らった。

リコはこちらを見もしない。

ショウヤもショウヤで、

俺に気づいていないわけは

ないのだが、露骨に無視している。

イライラしながら二人を

見守っていたが、

会話は盛り上がる一方で、

まったく収まる気配がなかった。

 

もう無理やりにでも

割って入ってやる。

 

スカオ「リコ!

昔の友達っぽいが、

話は長くなりそうか?

俺、先に帰ってようか?」

 

こういえば、話を切り上げて

くれるとばかり思っていた。

しかし、リコは例のぽわんとした、

何も考えていない風な態度で

 

リコ「あ、分かったよー!

じゃあ、後でね」

 

実にあっさり、

俺から離れてしまった。

そして、放っておいたら自分から

腕を組むんじゃないかと思われる

ほど、ショウヤにべったり。