※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第3話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…

前回の内容はこちら▼

【第2話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
こちらもおすすめ▼ 前回の内容はこちら▼ 本編 俺はスカオ。 28歳、某大手商社勤めの サラリーマンで、こう見えても そこそこ将来有望って事で 通っている。 26歳の時、合コンで出会った リコと、1年前に結婚した。 交際期間は2年ってところ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
こちらもおすすめ▼ 本編 父「ス、スカオ!? おまえ、どういう積りだ!?」 母「そうよ!こんな大事なもの、 受け取れるわけがないじゃない」 おろおろしている両親と、冷静な俺。 実家のリビングでは、 もう何とも言えない空気というか、 雰囲気と...

本編

見せられた地図は、

びっくりするほどの好条件だった。

新興住宅街ってやつだな。

駅からバスで10分。しかも

バス停まで徒歩3分。立地は抜群だ。

都心ほどではないにしても、

十分すぎるほど、価値が高い。

 

スカオ「こんないい土地を!?」

 

嫁父「建築条件付きの土地なんだが、

買えるときに買っておこうと

思ってね。すまんが、建築担当の

工務店は決まっている。

そこは選べないんだが、

その代わり安く建てられるぞ」

 

嫁父は、にっこにこの

恵比須顔だった。

詳しく話を聞いてみたところ、

世間を騒がせた流行病の余波で、

土地購入希望のお客さんが

まさかの断念。

しかし、建築条件が付いた

分譲の宅地という事もあり、

多少値引いてでも早く売って

しまいたいというのが、

売主である不動産屋の思惑だった。

その結果、資産家な嫁父に

話が持ち込まれ、将来的に娘の

リコへ譲る前提でお買い上げ。

そんな流れだったというのだ。

何とも豪勢な話だな。

 

嫁父「別に、景気よく君に

あげるという話じゃないんだよ。

いつかは娘に相続させる

予定だったのでね。

土地はリコ名義、

自宅はスカオ君名義という事に

なるが、そういう形にしてくれれば、

うまく話が収まると思って」

 

スカオ「なるほど」